日常生活におけるストループ効果
日常生活にもストループ効果は存在しています。 下記の例以外にもいろいろあると思います。みなさんも考えてみましょう。
竹中直人の笑いながら怒る人
俳優の竹中直人さんの昔からのギャグに「笑いながら怒る人」というものがあります。 顔はニコニコ笑っているのにもかかわらず、言っていることは怒っている内容なのです。 これはストループ効果であり、視覚的な情報(ニコニコしている顔)と言語的な情報(怒りの言葉)が聞いている人の脳内で交錯しているのです。
猛犬注意
これをストループ効果といったら怒られるかもしれません(笑)。カワイイ子犬の視覚的情報と「猛犬注意」という言語的情報が異なっています。
このほかにも、日常におけるストループ効果は存在するでしょう。 みなさんも考えてみてください。 ストループ効果の特徴は、視覚情報と言語情報が脳内で交錯することが原因です。 視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感情報がぶつかり合う現象は何かを考えて見れば、日常におけるストループ効果を見つけることができるでしょう。
しかし、注意したいのは、脳内で情報が交錯すればそれが全てストループ効果というわけではありません。 あくまで“ストループ効果”は、色における視覚情報と言語情報が交錯することをいいます。
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